共有フォルダやPINGが通らないときの対処方法
Windowsで共有フォルダが参照できなくなったときや
コマンドプロンプトからPINGが通らないときの対処方法をご紹介します。
Windows10ではWindowsUpdate(ウインドウズアップデート)によって
共有フォルダの設定やファイアウォールの設定が変わる場合があります。
特に月に一度予定されて行われる月例アップデートといった更新があった場合は、
共有フォルダやファイアウォールの設定に影響があることが多いので、
普段使えていた機能がうまく動作しない場合は設定を見直した方がいいです。
共有フォルダの設定を見直そう!
対象のフォルダに共有設定が設定されていますか?
フォルダのプロパティから共有設定が有効になっているか確認しましょう。
またアクセス権限に意図したものがチェックされているかも設定を見直すポイントです。
確認方法を以下に記載します。
「コントロールパネル」から「ネットワークと共有センター」、
「共有の詳細設定の変更」から「パスワード保護共有」の項目を確認しましょう。
「パスワード保護の共有を無効にする」にするのが正解です。
さらに、「コントロールパネル」から「プログラムと機能」、「Windowsの機能の有効化または無効化」から
「SMB/CIFSファイル共有のサポート」にチェックが入っているか確認しましょう。
PINGが通らない場合
PINGが通らない場合の対処方法をご紹介します。
PINGが通らない場合は、ファイアウォールの設定を見直しましょう。
「ローカルコンピュータのセキュリティ」から「受信の規則」を確認します。
「ファイルとプリンターの共有(エコー要求 – ICMPv4受信)」のプロパティを開きます。
“有効”になっていなければ設定を行います。
また、セグメントが異なる場合は、
「スコープ」タブから「リモートIPアドレス」の設定を確認しましょう。
「これらのIPアドレス」が選択されて「サブネットマスク」が設定されていれば、「任意のIPアドレス」の方に変更しましょう。
これで、PINGが通るはずです。
特に「スコープ」の部分は解説しているサイトが少ないこともあって
見落としがちの設定項目ですので注意しましょう。
まとめ
今回は、共有フォルダやPINGが通らないときの対処方法をご紹介しました。
代表的なものをご紹介しましたので参考にしてもらえれば幸いです。
2つに共通するのは、これまでの設定内容を見直す点とセキュリティに関連する設定を見直すというところです。
セキュリティに関連する設定は、Windowsの機能やファイアウォールの設定が追加される等確認するポイントは多岐にわたります。
以上、「【Windows】共有フォルダやPINGが通らないときの対処方法」でした。