【Excel】目次をつくろう!ハイパーリンクで目的のセルに移動する。PDFのつくりかたも

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【Excel】目次をつくろう!ハイパーリンクで目的のセルに移動する。PDFのつくりかたも。

Excelで資料やマニュアルを作るときに、ページ数が多くページ移動(スクロール)が大変なときがあります。
ExcelではWebページみたいにリンクをクリックすると、目的のセル(ページ)に移動することができます。

これはハイパーリンクを設定することで実現できます。
また、関数を使うことでもできますが、今回はハイパーリンクの設定に絞って設定方法をご紹介しようと思います。

実際にハイパーリンクを設定しよう

ハイパーリンクを設定する方法をご紹介していきます。

「ハイパーリンクの挿入」をやってみよう

例として、下図のように目次と章タイトルが記載されたものがあるとします。
目次に章タイトルへ移動できるハイパーリンクを設定していきます。

まずハイパーリンクを設定したいセルにカーソルを合わせます。
そしてメニューバーから「挿入」-「ハイパーリンク」をクリックします。

「ハイパーリンクの挿入」ダイアログが表示されます。

「セル参照を入力」項目に移動先のセル番地を入力します。
例では「B14」を指定しています。入力ができたら「OK」をクリックします。
またここで、シートを指定することもできます。

これでハイパーリンクの設定ができました。
設定ができると通常であれば、セル「D7」の文字が少し変化したと思います。
早速ためしてみましょう。

ハイパーリンクが設定できた目次である「D7」セルの文字をクリックしてみましょう。
クリックする際に、ハイパーリンクが設定してあるのでマウスカーソルが矢印から指のマークに変化したと思います。

ハイパーリンクをクリックしたら、対象の章タイトルのセルにカーソルが移動できました。
あらかじめカーソルはセル番地「D7」にありましたが、「B14」に移動できたことが確認できます。

名前の定義と組み合わせよう

ハイパーリンクを設定したセルは固定です。
行や列を挿入して、章タイトル(目的のセル番地)が前後した場合、ハイパーリンクで移動できるセルの場所はずれてしまいます。

その場合は、章タイトルの箇所を「名前の定義」で定義づけしましょう。
そして、「ハイパーリンク」の設定時に「定義された名前」で指定します。

そうすると行や列を挿入しても、ハイパーリンクで移動する場所はきちんと目的の場所を指定されます。

PDFのつくりかた。PDFでもハイパーリンクを設定したい

PDFでも、ハイパーリンクの設定を保持したままつくることができます。
確実な方法は「Acrobat」タブからPDFをつくりましょう。

ExcelからPDFをつくる方法はいろいろありますが、ハイパーリンクを保持するには「Acrobat」タブからつくりましょう。
「Acrobat」タブから「PDFを作成」をクリックします。

また「Acrobat」タブが表示されていない場合は、アドインからAdobeAcrobatを有効にすることで表示できます。
メニューバーの「ファイル」から、「オプション」、「アドイン」をクリックし、管理項目を「COMアドイン」に変更して「設定」をクリックして追加していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、ハイパーリンクで目的のセルに移動する方法をご紹介しました。
章立てたマニュアルや文章、ページ数の多い資料を作る際に活用してみてはいかかでしょうか?

以上、「【Excel】目次をつくろう!ハイパーリンクで目的のセルに移動する。PDFのつくりかたも」でした。

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