【PC関連】DELL vostro 3471 にグラフィックボードは載せられるか検証

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DELL vostro 3471 にグラフィックボードは載せられるか検証

DELLのスモールシャーシであるvostro 3471にグラボ(グラフィックボード)が載せられるか検証していきます。

DELL vostro 3471 について

まずDELLのvostro 3471ですが
本体がスモールシャーシと非常にコンパクトなつくりになっています。
オリジナルのマザーボードなどの内部構成で実現しています。
それによって本体がコンパクトであったり、コスパが非常に良かったりすると思います。
そして、オリジナルの構成がゆえに、
電源やマザーボードが独自のものを使われているので
PCパーツを交換してチューンナップしていきたい方にとっては、
電源コネクタやパーツ部品毎の干渉など注意点があります。

今回は実体験をふまえてグラフィックボードが載せられるか検証した内容となっています。

グラフィックボードが載せられるか?

結果からいうと、グラボ(グラフィックボード)は、
ロープロファイルであることが前提となります。
パソコンのPCケース本体の幅が非常にスリムであるためです。

もし本体内部にきっちり納めたい場合は、
「GEFORCE GT 730」や「GEFORCE GT 1030」の装着は可能です。
グラフィックボードの厚み(高さ)が18mm程度以下であれば可能です。

若干、背部のスロットカバーが締めにくい感じもしますが、
多少のひずみを気にしないのであれば可能です。
ただしPCIスロットと電源の位置がぎりぎりであるため、熱がこもりがちになります。
もし、熱やパフォーマンスを気にするのであれば止めておくのが無難です。

「GeForce GTX 1650」は装着できるのか?

同じロープロファイルのグラフィックボードでいくと
「GeForce GTX 1650(ロープロファイルタイプ)」も候補にあがります。
しかし、「GeForce GTX 1650」は厚みがあるため、電源と干渉して装着は不可となります。
もし強引に取り付けたい場合は、電源を本体から外すことで一応装着できます。

今回検証に用いたグラフィックボードはMSI製「GeForce GTX 1650 4GT LP」です。
厚みが37mmあります。
実際に「GeForce GTX 1650」を装着してみた画像が以下のとおりです。

装着したグラボはきちんと認識され、使えることは使えるのですが、
電源は外に飛び出したかたちになってしまいます。
また、外出しすることで、電源からのコネクタケーブル類の長さが足りないため、
ケーブルの延長が必要になります。
「GeForce GTX 1650」を取り付けて電源を外に出した場合、
延長ケーブル(マザーボードとCPUの4pinと6pinで2本)を
それぞれ付け足したかたちで補うことができました。

vostro 3471 にグラフィックボードが装着できるかのまとめ

  • グラボはロープロファイルタイプであることが前提
  • 多少のひずみをきにしなければ装着可能なものもある
  • 電源と干渉するため、グラボの厚みによっては不可

しかしながら、コスパを求めてvostroを手にした方も多いはず。
グラフィックボードを追加して、
さらに追加するために延長ケーブルを2本(おおよそ600~800円/本)買い足すのであれば
最初から別のパソコンを購入したほうが良さそうであるのが個人的な意見です。

オリジナルの構成なので、メモリの交換ぐらいであれば全然問題ないのですが、
グラボやファン、他のパーツの交換となると、電源やコネクタ不足によって拡張性はやはり限られています。
コスパや省スペース性を考えると非常に魅力的な商品であるとは思っています。
あとは必要なスペック次第とも思いますので参考にしてもらえたら幸いです。

以上、「DELL vostro 3471 にグラフィックボードは載せられるか検証」でした。

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