プログラムに引数を渡して起動させよう!(関数)
今回は、コマンドプロンプトやバッチの処理で
プログラムに引数を渡して起動させる方法をご紹介します。
▽引数とは
プログラムに引数を渡して起動させる方法 サンプル
以下のサンプルでは、引数の入力を求めて、
入力された引数をVBScriptに渡しつつ起動させる例を記述しています。
▽サンプルソース
@echo off
cls
set USR_INPUT_STR=
rem 入力要求
set /P USR_INPUT_STR="入力してください: "
cscript ○○○○○○○○○○.vbs %USR_INPUT_STR%
pause
exit
プログラムに引数を渡して起動させる方法 解説
「set /P USR_INPUT_STR=”入力してください: “」で、
コマンドプロンプトの画面で引数の値の入力を求めています。
「set /P 変数=[プロンプト文字列]」という構文です。
ここで入力された値は変数「USR_INPUT_STR」に格納されます。
つづいて、VBScriptを起動させます。
「cscript ○○○○○○○○○○.vbs %USR_INPUT_STR%」の部分です。
「○○○○○○○○○○.vbs」は任意の実行したいVBscriptのファイル名を指します。
このときに「%USR_INPUT_STR%」で変数によって引数を渡しています。
実際は、引数の入力チェックが必要になりますが、
こちらは呼び出し先であるVBScript等のプログラムに
記述されているものとして省略しています。
詳しくは以下の記事で確認してみてください。
「関数」まとめ
- 入力を求めて変数に格納するので「SET」コマンドを使おう
- 「set /P 変数=[プロンプト文字列]」でプロンプト画面から入力を求める
- 入力された値は「%[変数名]%」で取り出そう
いかがでしたでしょうか?
今回は、プログラムに引数を渡して起動させる方法をご紹介しました。
やり方を覚えてしまえば簡単なことだと思います。
基本的な「SET」コマンドでバッチ操作に幅を持たせましょう!
以上、「【バッチ・コマンド】プログラムに引数を渡して起動させよう!」でした。