【Excel】便利なSUBTOTAL関数!様々な集計値を計算(SUBTOTAL関数)

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便利なSUBTOTAL関数!様々な集計値を計算(SUBTOTAL関数)

Excelではデータを入力して、集計値を求める場面が多いです。
あらかじめExcelでは様々な集計値を求める関数が用意されています。

合計値を求めるSUM関数や平均値を求めるAVERAGE関数が代表的です。
そのほかにも実に様々な関数が用意されています。

そして「SUBTOTAL関数」をひとつ覚えておけば
よく使う関数であったり、求めたいことはカバーできます。

今回はそんな「SUBTOTAL関数」の使い方をご紹介します。

「SUBTOTAL関数」の使い方

=SUBTOTAL(集計方法,参照1,[参照2]...)

集計方法には、求めたい集計値に対応する1~11の数値を入力します。
参照には、集計したいセル範囲を指定します。

集計方法の引数について詳しくは次の一覧表で確認してください。

「SUBTOTAL関数」の引数

引数 集計値 関数例
1 平均 AVERAGE
2 数値の個数 COUNT
3 データの個数 COUNTA
4 最大値 MAX
5 最小値 MIN
6 PRODUCT
7 不偏標準偏差 STDEV.S
8 標本標準偏差 STDEV.P
9 合計値 SUM
10 不偏分散 VAR.S
11 標本分散 VAR.P

「SUBTOTAL関数」の使い方 例

セル範囲B2からB10までに1~10の数値が入力されています。
これらの合計値をセルB12に求めてみます。

=SUBTOTAL(9,B2:B10)

合計値を求める引数の値は”9″です。
集計方法の引数に”9″を指定し、参照範囲に”B2:B10″を指定します。

結果として、合計値である”45″が返ってきました。

これは当然のことながらSUM関数を使った場合と同様です。
しかしながら、合計ではなく平均を求めたい場合、
わざわざSUM関数の記述を変更しなければなりません。
このときに引数の値を変えるだけですぐに平均を求めることができます。

SUBTOTAL関数の利点としては、引数を変えるだけで
集計方法を切り替えることができるのです。

「SUBTOTAL関数」まとめ

  • 様々な集計値を求める関数はSUBTOTAL関数
  • 引数を変えるだけで様々な集計値を求めることができる

いかがでしたでしょうか?
今回は「SUBTOTAL関数」をご紹介しました。

これひとつあれば、合計や平均等を求めることができます。
良く使うSUM関数やAVERAGE関数を使用しても問題ありませんが、
あとから求めたい集計値が変わる場合など引数を変えるだけで
集計方法を変更できるSUBTOTAL関数を用いる方がよいメリットもあります。

以上、「【Excel】便利なSUBTOTAL関数!様々な集計値を計算(SUBTOTAL関数)」でした。

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