コマンドプロンプトの便利技
Windowsマシンで作業をするとき
コマンドプロンプトによって処理を実行しますが、
そのようなときに重宝するコマンドプロンプトの便利技をご紹介します。
知っている人からすれば当たり前のようなこともあるかもしれませんが、
意外と知られていないこともありますのでいろいろと載せています。
その1 まずはコマンドプロンプトの起動から
まずはコマンドプロンプトを起動してみましょう。
せっかくコマンドを叩くわけですから、いちいちマウスを使わずに
キーボードだけで簡単にコマンドプロンプトを起動させましょう。
「Windowsキー」+「Rキー」です。
正確には「Windowsキー」を押しながら「Rキー」を押します。
そうすることで「ファイル名を指定して実行」がまず起動します。
そこにキーボードから「cmd」と入力しましょう。
入力後、「Enter」キーを押します。(「OK」ボタンをクリックすることと同じ)
すると、コマンドプロンプトが起動します。
この一連の動作を覚えるとすぐにコマンドプロンプトの起動画面まで
たどり着けますのでぜひとも習得しておきたいことの1つです。
その2 現在のフォルダの移動
コマンドプロンプトが起動したとき
おおよそ「c:\users\xxxxx(ユーザー名)」のフォルダパスが指定されていると思います。
実行したいフォルダに移動したい場合はもちろんのこと、
もし成果物としてハードコピーをとる場合など、
見栄えの点ですっきりさせたいこともあると思います。
そこで、フォルダの移動をさせましょう。
「cdコマンド」を使います。
これはコマンドプロンプト上で指定されているフォルダを移動させることができます。
絶対パスで移動したいフォルダパスを入力することでも
相対パスで上位階層フォルダに移動することもできます。
相対パスの場合は例えば「../」とすれば上位階層フォルダに移動します。
その3 画面をスッキリしましょう
その2でご紹介した「cdコマンド」とあわせて
「clsコマンド」を使って画面をスッキリさせましょう。
これはコマンドプロンプトで表示させた履歴を消去します。
特にコマンドプロンプトを起動させたときは、
“Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved.”
と表示されます。
これを消すことができて、コマンドや結果のみを画面上に表示させることが可能です。
他にも便利技がありますので、随時ご紹介していきたいと思います。
以上、「コマンドプロンプトの便利技」でした。