【Excel】複数条件、~以上(≧)、以下(≦)をカウントする(COUNTIFS関数)

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複数条件、~以上(≧)、以下(≦)をカウントする(COUNTIFS関数)

Excelでデータ件数の個数をカウントする場合は「COUNT」関数を使ったり、
条件に合致するものだけをカウントする場合は「COUNTIF」関数を使います。

もしも「複数条件」で個数をカウントしたい場合は、どんな関数を使ったらいいでしょうか?
そのようなときに便利な関数が「COUNTIFS関数」です。
「複数条件」で個数をカウントしたいときは「COUNTIFS関数」を使います。

「COUNTIFS関数」の使い方

「COUNTIFS関数」は以下のように使います。

=countifs(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2…)

検索条件範囲にデータ件数をカウントしたいデータ範囲を指定します。
そして、検索条件にカウントする条件を指定します。
検索条件範囲と検索条件の指定の組み合わせで1組になります。
この検索条件範囲と検索条件はカンマで区切っていくと複数条件の指定(127組まで)をすることができます。

「COUNTIFS関数」 使用例サンプル

「COUNTIFS関数」の使用例をサンプルを使って説明していきます。
以下のようにデータがあり、複数条件でデータ件数をカウントしていきます。

例えば、「年齢」が「30歳以上」の人が何人いるかデータ件数をカウントします。

=COUNTIFS(D6:D10,"東京",C6:C10,">=30")

検索条件の指定は、”東京”のように文字列であればそのまま記述します。
”30歳以上”のように不等号を含めるのであれば
“>=30″のように不等号を付けたかたちで記述します。

=COUNTIFS(D8:D12,D4,C8:C12,D5)

結果が以下の通りです。

指定条件をセル参照で

「COUNTIFS関数」の指定条件はセル参照で指定することもできます。

以下の例では、「D4」セルに指定条件1の条件である「東京」を指定しています。
また、「D5」セルには指定条件2の条件を指定しています。
指定条件2では「>=30」を文字列で入力しています。

指定条件のセル参照先は関数でも構いません。
しかし、以上や未満といった不等号は文字列として記述しなければなりません。
あらかじめ「COUNTIFS関数」の中に文字列結合を組み込んでおくのもひとつの手です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は「複数条件」で個数をカウントする「COUNTIFS関数」をご紹介しました。

多くのデータを扱う場合、複数条件でデータ件数をカウントする必要がある場面もあります。
関数を組み合わせることで用途も広がりますので是非活用してください。

また今後もExcelやVBAについてお役立ち情報などご紹介していきたいと思います!

以上、「【Excel】複数条件、~以上(≧)、以下(≦)をカウントする(COUNTIFS関数)」でした。

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