(INDIRECT関数)参照先を文字列で指定しよう
データや条件によってセルの参照先を変えたい場合など
INDIRECT関数を使うことで文字列を参照先として指定することができます。
INDIRECT関数とは(説明)
第一引数:参照文字列
第二引数:参照形式(省略可)指定される文字列への参照を返します。
参照文字列にはA1形式、R1C1形式の参照、参照として定義されている名前が入力されているセルへの参照、または文字列としてのセルへの参照を指定します。
参照形式には参照文字列で指定されたセルに含まれる参照の種類を、論理値(A1形式 = TRUE または
省略、R1C1形式 = FALSE)で指定します。
INDIRECT関数の使い方
=INDIRECT([参照文字列])
[参照文字列]には、参照先を入力されたセルを指定したり、名前の定義を指定します。
また、文字列で直接指定することでも可能です。その際はダブルクォーテーションでくくりましょう。
第二引数は基本的に省略して問題ありません。
INDIRECT関数の例
例としてB列に「りんご」「ごりら」「らっぱ」と文字列が入力されたものを
INDIRECT関数で参照していきます。
F2セルにINDIRECT関数でD2セルを参照するように指定しています。
=INDIRECT(D2)
結果として、B2セルの「りんご」が返ってきました。
F4セルには文字列として”B4″と指定しています。
=INDIRECT("B4")
これはB4セルを参照することになります。
結果としてB4セルの「らっぱ」が返ってきます。
このほかにも名前の定義を指定することができます。
名前の定義で定義した名前を指定しましょう。
応用方法として参照するセルが条件によって変わる場合など
INDIRECT関数を用いることが有効です。
以上、「【Excel】(INDIRECT関数)参照先を文字列で指定しよう」でした。