「名前の定義」で関数の参照を楽に!
今回はExcelの便利な機能である「名前の定義」の機能を説明します。
「名前の定義」とは?
Excelにおける「名前の定義」とは
セルの範囲をあらかじめ指定しておいて、
その対象範囲に任意の名前をつけたものです。
ここでつけた任意の名前を関数等に使用することができます。
任意の名前をつけることにより、
セルの番地表示よりも意味が分かり易くなります。
Excelのブックの中身が複雑になったり
第三者と共有する等の場合は
「名前の定義」でセルの範囲指定しておくことをお勧めします。
また関数で計算したい範囲をあとから変更するとき
その範囲が複数ある場合は、
「名前の定義」で指定しておけば
「名前の定義」のセル範囲を変えるだけで済むのです。
「名前の定義」の仕方
例えばSUM関数によって合計を計算したいセル範囲があるとします。
まずはそのセル範囲をドラッグで指定しましょう。
指定したら、「数式」タブから
「名前の定義」をクリックしましょう。
そして、任意の名前を入力します。
これでOKボタンを押したら完了です。
「名前の定義」の使い方
「名前の定義」の使い方はいたって簡単です。
SUM関数を使うときに普段はセルの範囲を指定すると思いますが、
その部分に「名前の定義」で任意で決めた名前を入力するだけです。
「SUM(合計したい範囲)」といった感じです。
SUM関数をみたとき「SUM(B2:B4)」では
B2:B4を見ただけではこのセルの意味が分からないと思います。
もしこれが「合計したい範囲」や「果物の価格」といった文言であれば
意味が分かり易いと思います。
また今後もExcelやVBAについてお役立ち情報など
ご紹介していきたいと思います!!
以上、「【Excel 小技】「名前の定義」で関数の参照を楽に!」でした。