文字列を関数で置換よう!(SUBSTITUTE関数)
Excelで文字の置換をするには、ツールバーまたはショートカットCtrl+Hから呼び出せる置換機能があります。
しかし元の文字列も保持しておきたい場合は関数の出番です。
今回は文字列の置換ができる関数である「SUBSTITUTE関数」をご紹介します。
▽SUBSTITUTE関数とは
文字列中の指定した文字を新しい文字で置き換えます。
「SUBSTITUTE関数」の使い方
=SUBSTITUTE([文字列],[検索文字列],[置換文字列],([置換対象]))
▽文字列
文字列には置き換える文字を含む文字列、または目的の文字列が入力されたセル参照を指定します。
▽検索文字列
検索文字列には置換前の文字列を指定します。検索文字列と置換文字列の大文字小文字の表記が異なる場合、文字列は置換されません。
▽置換文字列
置換文字列には置き換え後の文字列を指定します。
▽置換対象(省略可)
置換対象には文字列に含まれるどの検索文字列を置換文字列に置き換えるかを指定します。置換対象を指定した場合、検索文字列中の置換対象文字列だけが置き換えられます。省略された場合は、文字列中のすべての検索文字列が置換の対象となります。
「SUBSTITUTE関数」の使い方 例
実際にセルB4にSUBSTITUTE関数を使って、
文字列を置き換えてみます。
セルB6に入力されている「あいうえお」を
セルB7で指定している「いうえ」を対象として
セルB8で指定している「イウエ」に置き換えています。
=SUBSTITUTE(B6,C6,D6)
いかがでしたでしょうか?
今回は文字列を置き換える「SUBSTITUTE関数」をご紹介しました。
指定した文字列を置き換えたい場合には役立つ関数です。
ぜひ表やデータの整理に活用してみてください!!
以上、「【Excel】文字列を関数で置換よう!(SUBSTITUTE関数)」でした。