【Word マクロ】Wordでもマクロが使える!
Excelではマクロは使っている人も多いと思います。
また、Webでマクロを検索した場合、ほとんどはExcelの方が結果検出されます。
しかしながら業務ではWordを使っているところもあります。
今回はそんなWordでもマクロが使えることから
Wordのマクロも紹介していきたいと思います。
基本はExcelと一緒
Wordのマクロに触れたことがない人でも
基本的にはExcelと一緒ですから、敷居は随分と低いと思います。
例えば、変数や配列はもちろん使えますし
For文やIf文の構文も一緒です。
次に参考に画像ファイルをWordの中に挿入するサンプルコードを記載します。
サンプルコード
Const cnsDocuname = “\image_sample.png” ‘ 読み込むファイル名(固定)
Dim docuPath
docuPath = ThisDocument.Path & cnsDocuname
ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Range.InlineShapes.AddPicture docuPath
解説
ぱっと見た感じではExcelと一緒のコードですね。
まず、「ThisDocument.Path」でWordファイルの格納場所を取得しています。
あらかじめ定数で宣言していた画像ファイル「\image_sample.png」とくっつけて
同じフォルダ階層の指定の画像ファイルのパスを変数「docuPath」に格納しています。
そして、「.InlineShapes.AddPicture docuPath」で画像ファイルを挿入しています。
「.InlineShapes.AddPicture docuPath」の前にある「ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1)」ですが、
これはWord内の表(テーブル)のセル番地を指定しています。
正確には1行目の1列目なので、一番上の左端の場所を指定しています。
まとめ
■基本はExcelと一緒
■「ThisDocument.Path」でWordファイルの格納場所
■「.InlineShapes.AddPicture」で画像ファイルを挿入できる
■「ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1)」は表の番地を指定する
いかがでしたでしょうか?
確かにWordのマクロを紹介しているWebページは少ないですが、
サンプルコードを見る限り、意外と簡単にマクロが組めることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
今後もExcelのほか、Wordのマクロもとりあげて紹介していこうと思います。
以上、「【Word マクロ】Wordでもマクロが使える!」でした。